秩父のソウルフード「みそポテト」

皆様こんにちは！＋RIVERPOOL埼玉ちちぶスタッフの町田です。

8月は沢山のお客様に来ていただき大盛況という結果で終わることが出来ました。

お越しになった皆様本当にありがとうございました。

さて、8月が終わり9月もスタートして、いよいよ秋の入り口に立った今日この頃。

秋と言えば「スポーツの秋」「読書の秋」そして「食欲の秋」ですね。

そこで今回は食欲の秋にちなんで、秩父の名産品の1つ「みそポテト」の紹介をしていきます。

～みそポテトの歴史～

みそポテトは埼玉県秩父市の郷土料理で、秩父人ではまず知らない人はいないであろう…と言っても過言ではない程有名な料理で、今では秩父のソウルフードとして親しまれております。

地方の方だと、みそポテトがどんな料理か分からない方もいると思いますので、簡単に説明させていただきますと、甘辛い味噌だれをかけたジャガイモの天ぷらの事を指します。

非常にシンプルな料理なのですが一度食べると、ドはまりしてしまうみそポテト、、、

そんな、みそポテトの発祥になりますが、古くから畑作が行われてきた秩父地方では、収穫したジャガイモの小ぶりなものをいろりで焼き、味噌をぬって農作業の合間に「小昼飯」(こぢゅうはん)として、食されていたそうです。

食べられ始めた年代は戦後頃ではないかと言われております。

ですが当時のみそポテトは今ほどの知名度もなく、秩父のソウルフードと呼ぶには程遠いものでした。

しかし「第5回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦inちちぶ」（平成21年）に秩父の郷土料理としてみそポテトが出場した際に、なんと優勝を果たしました。

その時を皮切りにみそポテトの知名度はぐんぐん上がっていき、今では秩父地域の様々な店舗で並ぶようになりました。

さらにみそポテトとコラボしている様々な商品もございますので、秩父にお越しになった際はみそポテトはもちろん、みそポテトのコラボ商品にも目を通してみてはいかがでしょうか？

～みそポテトの作り方～

それではお次にみそポテトの作り方をご紹介していきます。

みそポテトを食べたいけど秩父までは距離があってなかなか行けない…そんな方はぜひ参考にしてみてください。

材料（4人分）

・ジャガイモ：約300g
・小麦粉：100g
・水：120cc
・揚げ油：適量

みそダレ

・味噌：50g
・砂糖：50g
・酒：20cc

作り方

１.ジャガイモを準備する
・ジャガイモをよく洗い茹でます。(皮付きのままでも大丈夫です)
・茹で上がったら一口大に切ります。

２.みそダレを作る
・鍋に味噌、砂糖、酒を入れ、中火で加熱しながらよく混ぜます。
・砂糖が溶けたら火を止めて、みそダレを冷まします。

３.ジャガイモを揚げる
・小麦粉を水で溶いて衣を作ります。
・切ったジャガイモに衣をつけ、油でカラッと揚げます。

４.仕上げ
・揚げたジャガイモにみそダレをかけて完成です。

みそポテトは美味しいのはもちろんの事、自分達で作ることが出来るのも良いところだと思いますので、ぜひトライしてみて下さい。

～ぽてくまくんについて～

最後に秩父のイメージキャラクター「ポテくまくん」のご紹介をさせていただきます。

ポテくまくんは2015年に秩父のイメージキャラクターとして誕生しました。

ご覧の通りポテくまくんはみそポテトをイメージして作られました。

頭から味噌がにじんできてしまっているのは、みそポテトの食べすぎが原因だと言われております。

皆様も秩父名物みそポテトを食べる際は、ハマりすぎて食べすぎないようご注意ください。

そして、令和7年春の第75回全国植樹祭が秩父で開催されること、また秩父市イメージキャラクター「ポテくまくん」が誕生から10年を迎えることを記念し、なんと秩父市の新イメージキャラクター「ぷめるちゃん」が誕生しました。

ぷめるちゃんは、ポテくまくんの妹であり大好物はメープルシロップだそうです。

ポテくまくん、ぷメルちゃんの細かなプロフィール等はこちらに記載されておりますのでぜひご覧ください。→ポテくまくんの部屋

余談になりますが2022年にオープンした「ユナイテッド・シネマ ウニクス秩父」では、上映前のオープニングシーンでなんとポテくまくんがスクリーンに登場します。

スクリーンに映るポテくまくんを観ることが出来るのは秩父ならではですね。

今年の秋は秩父のソウルフード「みそポテト」と「グランピング」で身も心も満腹にしてみてはいかがでしょうか？