2024年10月11日
実はあの超人気アニメ「あの花」にも登場してた!?「龍勢まつり」
皆様こんにちは!+RIVERPOOL埼玉ちちぶスタッフの町田です。
皆様は普段映画館に足を運ぶことはありますか?
僕は秩父のウニクスにユナイテッド・シネマが出来てからは頻繁に映画を観に行くようになりました。
最近公開された話題の映画ですとやはり、10月4日(金)に公開された映画「ふれる。」ではないでしょうか。
不思議な生き物「ふれる」によって、互いの心の声が聞こえるようになった青年3人の物語を描いた作品「ふれる。」の公開を、待ち遠しく感じてた方々もいると思いますし、もう観に行ったよ!という方もいらっしゃると思います。
実は映画「ふれる。」の制作を手掛けたのは、埼玉県秩父市を舞台にした青春三部作「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」「心が叫びたがってるんだ」「空の青さを知る人よ」のスタッフだそうです。
そこで今回は秩父を舞台にした青春三部作の第一号、「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の名シーンの1つ「龍勢」の元となった「龍勢まつり」の紹介をしていきます。
~龍勢まつりとは~
龍勢まつりは埼玉県秩父市下吉田にある「椋神社」の例大祭で「国重要無形民俗文化財」にも登録されております。
毎年10月の第二日曜日に開催されており、今年の開催日は10月13日です。
龍勢まつりの名前の由来になりますが、「龍勢」とは代々伝承され続けてきた手作りロケットの事で、打ち上げる様が龍の昇天に似ていることから龍勢と名付けられているそうです。
そして、こちらのお写真が実際に打ち上げる龍勢ロケットとなります。
写真では伝わりにくいのですが実際には3mほどあり迫力満点です。
流派によってサイズも異なり、打ち上げの際の仕掛けも変わります。
そんな龍勢ロケットを作るための構想は約1年ほどかかるそうで、その龍勢が必ずしも上手く打ち上がるとは限らないそうです。
作った人はもちろん見ている側もハラハラしますね…
ですので、打ち上げ成功の瞬間を目の当たりにすると、大多数の方がまるで自分の事のように思わず喜んでしまいます。
また、2011年から「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(以降:あの花)」とコラボした通称「あの花龍勢」の打ち上げを始めました。
2014年の打ち上げの際には「あの花」のヒロイン本間芽衣子こと「めんま」の声優を務めた「茅野愛衣」(かやの あい)さんが、なんと龍勢の打ち上げ前の挨拶と口上を行ったそうです。
この時の様子はSNSにも上がっておりますのでご興味のある方はぜひご覧ください。
あの花ファンはもちろん龍勢のファンの間でも話題になっている「あの花龍勢」なのですが、実は2023年に行った10回目の打ち上げがラストフライトだったそうです。あの花龍勢ラストフライト時の様子
もう、あの花龍勢が見れないのかと思うと少し寂しい気持ちになりますが、きっと「めんま」がちゃんと成仏することが出来たからこそのラストフライトなのだろう、と思うようにします。(意味が分からない方は本作を観てみて下さい)
開催の度に多数の感動を生む龍勢ロケット。
そんな龍勢ロケットを打ち上げる為の櫓(やぐら)がこちらになります。
お写真では伝わりにくいですが高さがなんと約20m程あります。
あまりの大きさに思わず見とれてしまいましたね(笑)
その他の龍勢祭りの詳細や今年の詳しいスケジュールなどは、こちらに記載されておりますのでぜひご覧ください。→2024年龍勢まつり
また龍勢祭りの会場のすぐ近くには「龍勢会館」があります。
こちらでは龍勢祭りの情報や歴史はもちろん、実物を基にした龍勢の製造工程を見ることが出来ます。
実物で見るとまた分かりやすくていいですね。
なお館内には「あの花」「ここさけ」とコラボしたフォトスポットもございますので、立ち寄った際はぜひ記念に1枚撮ってみて下さい。
余談になりますが、龍勢祭りの会場のすぐ近くにある「椋神社」は、かの有名な歴史的事件「秩父事件」の困民党軍決起の地としても知られ、境内には秩父事件百年の碑や秩父事件関係略図案内板がありますので、ご興味ある方はそちらもご覧になってみて下さい。
今年の秋はあの花制作陣が送る映画「ふれる。」を観て感動するのもよし、もしくは埼玉県秩父市吉田で行われる「龍勢まつり」の会場で五感を通じた「感動体験」をしてみてはいかがでしょうか?
そして感動体験をした後の語り合う場として、お客様だけのプライベート空間で、誰にも邪魔されることなく過ごすことの出来る+RIVERPOOL埼玉ちちぶにぜひお越しください。