2024年12月27日
2025年「秩父の初詣」おすすめスポット4選
皆様こんにちは！＋RIVERPOOL 埼玉ちちぶスタッフの町田です。
クリスマスが終わり、いよいよまた新しく1年が始まろうとしております。
年の始まりと言われて思いつくものと言えばやはり「初詣」ですよね。
年の初めに神社や寺院に参拝し、新年の無事や平安を祈る習慣の事を初詣と言いますが、この習慣は平安時代(794~1185年）に始まったとされています。
当時は「年籠り（としごもり）」と呼ばれており、大晦日の夜から元旦にかけて神社や寺院に籠もり、年神様を迎える儀式が行われていたそうです。
江戸時代(1603~1868年)になると現在のような形式の初詣が広がり、そこから公共交通機関などの発展を経て遠方に出かけることが容易になり、それに伴い初詣に出かける方も増えたと言われております。
新年一発目は初詣に出かけて新しく始まる年の祈願をする、というのを毎年のルーティーンにしている方は数多くいると思います。
ですが中には初詣に行ったことが無い、または行こうと思っているけど正直どこに行ったらいいのか分からない…という方もいるのではないでしょうか。
そんな方はぜひ秩父にお越しになってみてはいかかでしょうか？
実は秩父には魅力的、尚且つ満足度100パーセントになれる初詣スポットが数多く存在します。
そこで、今回は僕がおすすめする秩父の初詣スポットを4つ紹介していきます。
秩父で初詣をしようと考えている方はぜひ参考になさってください。
～秩父神社～
秩父神社は創建約2100年と歴史ある神社で例年の初詣はなんと8万人もの参拝者が訪れ、埼玉県の初詣人気神社ランキングではなんとトップ10にランクインしてます。
またユネスコ無形文化遺産に登録されている「秩父夜祭」は秩父神社の例大祭として知られております。
境内には鎖につながれた龍の彫刻(通称：つなぎの龍)がございます。
つなぎの龍にはある不思議な伝説が伝わっており、その昔、秩父札所十五番少林寺近くに「天ヶ池」という池がありました。その龍が暴れた際には、必ずこの彫刻の下に水溜りが出来ていたことからこの彫り物の龍を鎖で繋ぎ止めたところ、その後、龍は現れなくなったそうです。
2025年の干支は「巳(蛇)年」ですが、実は干支の本場中国では「龍の原型は蛇」とする説があるそうで、現代でも蛇を「小龍」と呼ぶ方が存在します。
皆様もぜひ蛇(小龍)にちなんで、つなぎの龍をご覧になってみはいかがでしょうか？
またその他にも「子育ての虎」「お元気三猿」「北辰の梟」など様々な見所がございますので、そちらもぜひご覧になってみて下さい。
・秩父神社アクセス
所在地：〒368-0041 埼玉県秩父市番場町１−３
＋RIVERPOOLからの距離：車で約20分
～元旦のスジュール～
2025年1月1日 10:00 歳旦祭（変更の場合あり）
2025年1月2日～3日 10:00～15:00 初神楽（変更の場合あり）
2025年1月3日 10:00 元始祭（変更の場合あり）
・開門時間
2025年1月1日 0:00～20:00
2025年1月2日以降6:00～20:00
※元旦(1月1日～1月3日)は大変な混雑が予想されますので、初詣に行かれる際は朝早くからお参りをするか、元旦から少しずらしてお参りすることをおすすめします。
～周辺観光施設～
・秩父まつり会館
秩父まつり会館とは秩父市が秩父夜祭に関する資料を展示、公開し次世代に継承することを目的として作られた施設です。
1984年に開館し、そこから30年後の2014年にリニューアルを開始して今に至ります。
現代の秩父まつり会館は一階と二階に分かれており、一階では山車展示室を見ることができ、二階では資料展示コーナーを楽しむことが出来ます。
館内にはお祭りグッズが並ぶ土産品コーナーもございますので、秩父神社にお参りをした際はぜひ記念に購入してみてはいかがでしょうか？ ※元旦は休館日となっておりますのでご注意下さい
秩父まつり会館アクセス
開館時間：9:00～17:00(4月～11月)
10:00～17:00(12月～3月)
休館日：第4・第5火曜日(3月～11月)
毎週火曜日(12月～3月)
12月29日～1月1日
入館料：一般500円(団体450円)
小中学生は250円(団体200円)※団体は25名様以上
駐車場：有(無料）乗用車10台ほど
所在地：〒368-0041 埼玉県秩父市番場町２−８
・番場通り
番場通りは秩父鉄道御花畑駅から続く石畳が敷き詰められた通りで、テレビ番組にも取り上げられた有名店が立ち並んでいることでも知られております。
番場通りの雰囲気は大正ロマンあふれる建造物が数多く現存しており、まるで昔の日本にタイムスリップしたかのような感覚になりますね。
場所も秩父神社のすぐ目の前ですので、お参りの際はぜひセットで観光してみて下さい。
～宝登山神社～
「宝登山神社」は宝登山のふもとに位置する神社で、初詣の時期は毎年約5万人ほどの参拝者が訪れると言われております。
「宝の山を登る」と書いてあることからイメージするように、金運にも非常に良いとされており、その他にも「縁結び」「商売繁盛」「家内安全」など様々なご利益を得ることが出来ます。
境内には思わず見とれてしまう程の美しい彫刻が彫られた迫力満点のご本殿、そして日本武尊(やまとたけるのみこと)がみそぎを行った「みそぎの泉」もございますのでお参りになった際はぜひそちらもご覧ください。
・宝登山神社アクセス
所在地：〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞１８２８
＋RIVERPOOLからの距離：車約5分
～元旦のスケジュール～
2025年1月1日～1月15日 新年開運祈願祭
・開門時間
2024年12月31日22：00～2025年1月1日 2：00
※2025年1月1日 2：00に一旦祈願受付を休止し6：00より再開いたしますのでご注意下さい
2025年1月1日 6:00～18:00
2025年1月2日 8:00～17:00
2025年1月3日 8:00～17:00
2025年1月4日以降 8:00～16:00
～周辺観光施設～
・宝登山ロープウェイ
宝登山ロープウェイは宝登山神社から徒歩5分～10分程の場所にございます。
2台のゴンドラで運行しており、それぞれ「バンビ号」と「モンキー号」と名付けられております。
宝登山ロープウェイ山麓駅～山頂駅まで約5分程で着くことができ、その間は四季折々の山が織りなす絶景を楽しむことが出来ます。
山頂駅に着きますとそこから徒歩7分ほどで「宝登山小動物公園」がございます。
初詣をしつつ動物に癒されたい方はぜひ立ち寄ってみて下さい。
また山頂駅から徒歩6分の場所には「宝登山神社奥宮」もございますので、宝登山神社をお参りした際はぜひ奥宮も参拝してみてはいかがでしょうか？
最後に宝登山ロープウェイでは元旦限定で「初日の出観賞便」として早期特別運転を実施しております。
「初日の出」と「初詣」をセットで楽しむことが出来るのは宝登山神社ならではですね。
・宝登山神社参道
宝登山神社参道は秩父鉄道長瀞駅から「宝登山神社」まで続いており、その距離は約１ｋｍ程になります。
参道の途中には白い大きな鳥居がありますので、場所が分からない方はそれを目印にしてみて下さい。
宝登山神社までは緩やかな坂道が続きますので、体力に自信のない方は休憩がてらに参道に立ち並ぶ飲食店やカフェに寄ることをおすすめします。
また、山道の途中には新1万円札の肖像に選ばれた「渋沢栄一翁」ゆかりの由緒ある建物で開催されている、「長瀞トリックアート」がございます。
飲食店やカフェとセットで少し変わった五感を刺激する体験をしてみてはいかがでしょうか？
～三峯神社～
三峯神社は標高約1,100mに鎮座しており、関東有数のパワースポットとしても名を馳せております。
日本武尊(やまとたける)が東国遠征の折に創建したと言い伝えられており、狼を守護神とする山犬信仰を持っていることから、境内にはいくつかの狼像が鎮座しています。
境内にはそんな狼をモチーフにしたグッズもたくさん売られてます。
お参りした際はぜひ記念として購入してみてはいかがでしょうか？
入り口にある鳥居は三ツ鳥居という明神型鳥居を3つ重ねた珍しい形をしており、全国で何万もの神社がある中で三ツ鳥居はなんと、たったの30ぐらいしかないと言われている珍しい鳥居だそうです。
また標高1,100mから下界を一望できるスポットがあり、こちらでは妙法ヶ岳にある三峯神社の奥宮を参拝できるほか、なんと初日の出を拝むことが出来ます。三峯神社初日の出詳細
その他にも「樹齢800年のご神木」や「縁結びの木」など沢山の見どころがございますので、ぜひそちらもご覧ください。
最後に三峯神社に参拝される際、駐車場の台数も限られていることからかなりの渋滞が予想されますので、三が日(1月1日～1月3日)に行かれる場合は朝早くに行くことをおすすめします。
・三峯神社アクセス
所在地：〒369-1902 埼玉県秩父市三峰２９８−１
～開門時間～
2024年12月31日 23:00～2025年1月1日 17:00
2025年1月2日 7:00～17:00
2025年1月3日 7:00～17:00
ここまでは秩父の初詣スポットとして秩父三社を紹介させていただきました。
少しお話が変わるのですが、十二支の動物にはそれぞれに込められた「意味」があることをご存知でしょうか？
例えば2024年の辰(龍)は中国において「権力」をあらわす生き物であるため、十二支においても「権力」の象徴とされています。
他にも僕自身の干支でもある寅(とら)には勇猛果敢な動物であることから「勇ましさ」や「決断力」の象徴となっております。
では2025年の巳年にはどのような意味が込められているのか…
ヘビは脱皮しながら成長するため生命や再生といった意味が込められているそうです。
また日本では弁財天の使いとして知られていることから、巳年は「金運に恵まれる年」という言い伝えがあるのだとか…
そこで最後に「金運に恵まれる年」というワードにぴったりな、僕がイチオシする初詣スポットの紹介をさせていただきます。
～聖神社～
「聖神社」は別名「銭神様」とも呼ばれており名前の通り金運が上がるパワースポットとして知られております。
聖神社の本殿の隣には和同開珎のモニュメントがございます。
金運パワースポットの名にふさわしい見た目をしておりますね。
聖神社は日本初の流通通貨「和同開珎」誕生のきっかけになったことから金運が上がると言われてきましたが、実際にお参りした人の中で宝くじ高額当選者が続出したことでも大きな話題になりました。
また聖神社から徒歩8分程のところにはなんと巨大な和同開珎のモニュメントがございます。
実は西武鉄道のCMでなんと、かの有名俳優である吉高由里子さんがこちらの和銅遺跡の前で金運ポーズをしたことでおも大きな反響を呼びました。
皆様も立ち寄った際は同じポーズで撮影してみてはいかがでしょうか？
そして聖神社で初詣した後はぜひ「宝くじ」の購入をおすすめします。
もしかしたら一攫千金を狙える、、、かもしれないですね。
・聖神社アクセス
所在地：〒368-0041埼玉県秩父市黒谷2191
＋RIVERPOOLからの距離：車約5分
～まとめ～
今回は秩父の初詣スポットを4つ紹介させていただきました。
どの神社もそれぞれ個性豊かでお参りした際は必ず満足していただけると思います。
ですが、どうせ秩父に来るなら今回紹介した初詣スポットは完全制覇したいところですよね…
こういった話をすると皆様の中には「複数回お参りをすると他の神社の神様や仏様がやきもちを焼いてご利益が得られなさそう…」と不安になる方もいると思います。
ですがご安心ください。
たとえ初詣で、はしごをしたとしてもご利益は無くならないと言われております。
というのも、そもそも仏教や神道は多神教であることからお参りをはしごしたとしてもマナー違反になることは無いそうです。
また日本には「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」というという言葉があり、仏も神様もお互いに守り合い同等の存在と考えられてきました。
そうと決まれば善は急げ、完全制覇を目指しましょう、、、と言いたいことろなのですが実は今回紹介した初詣スポットを1日で全て参拝するとなると、かなりのハードスケジュールが予想されます。
そんな時に役立つものと言えばやはり宿泊施設ですよね。
実は当施設の位置は先ほどご紹介した「聖神社」と「宝登山神社」のほぼ中間地点にあることから、これら2つの神社と非常にアクセスが良いことが分かります。
ですので今回紹介した初詣スポットそれぞれを満喫したい場合、個人的におススメなルートは「三峯神社」→「秩父神社」→「＋RIVERPOOL 埼玉ちちぶ」→「宝登山神社」→「聖神社」の順番で参拝するか、もしくはこのルートの逆から参拝することをおすすめいたします。
2025年の一発目は初詣とグランピングで景気の良いスタートを切ってみてはいかがでしょうか？