2025年02月28日
66年ぶりの開催‼「全国植樹祭」
皆様こんにちは!+RIVERPOOL 埼玉ちちぶスタッフの町田です。
突然ですが皆様は「全国植樹祭」というイベントをご存じでしょうか?
全国植樹祭とは毎年春に開催される植樹祭りで、国土緑化運動の一環として1950年から始まりました。中でも目玉となるのは日本国の象徴ともされている「天皇皇后両陛下」が出席し記念植樹や表彰式などが行われるところです。
そんな国を挙げての一大イベントとなる全国植樹祭ですが、今年の春なんと+RIVERPOOLが位置している埼玉県秩父市で開催されます。
そこで今回は秩父市で開催されることとなった全国植樹祭の魅力を皆様にたっぷりお伝えしていきたいと思います。
~全国植樹祭とは~
それではまず初めに全国植樹祭の歴史についてお話していきたいと思います。
先述にも記載されておりますが全国植樹祭は毎年春に開催されており、国土緑化運動の一環として1950年(昭和25年)から始まりました。
天皇皇后両陛下がご臨席される理由としては、国民の森林や緑化活動に対する関心を高め、緑化活動の重要性をより強調し広く認識されることを目的としている為だそうです。
また全国植樹祭は毎年異なる都道府県で開催されており、毎回多くの森林関係者が県内外から一所に会します。
ちなみに気になる第一回全国植樹祭は山梨県で行われたのですが、名前は全国植樹祭ではなく「第一回植樹行事並びに国土緑化大会」と呼ばれていました。
なお秋になると全国植樹祭で植えられた木々の手入れを行う「全国育樹祭」が行われ、こちらのイベントではなんと「秋篠宮皇嗣同妃両殿下」がご臨席されます。
全国育樹祭も国を挙げた一大イベントとなっており、この場では語りつくせないほど濃密な内容ですので、また機会がございましたら詳しくお話ししていきたいと思います。
~全国植樹祭の見どころ~
・お野立所
全国植樹祭の式典行事において、天皇皇后両陛下が御着座される建築物「お野立て所(おのだてしょ)」は、開催都道府県の特色を活かしたデザインをしてますので、開催の度に違うデザインのお野立所を拝むことが出来ます。
そしてもちろん今回造られる「お野立所」も秩父市をイメージして作られております。
まず木組みで構成された屋根は秩父地域に連なる山々を表現しているそうです。
そして屋根の形は羽ばたく鳥をイメージして作られており、「人・森・川をつないだ埼玉県が未来へ飛翔する」という素敵な思いが込められております。

・天皇皇后両陛下によるお手植え、お手播き
お次に紹介するのは全国植樹祭のメインイベント「天皇皇后両陛下によるお手植え、お手播き」です。お手植え、お手播きはまず開催都道府県から厳選された樹種の苗木の贈呈から始まり、天皇皇后両陛下が直々にお手植えとお手播きをされます。
なお今回秩父市で開催される全国植樹祭のお手植え、お手播きで厳選された樹種は「ケヤキ」「トチノキ」「スギ(小花粉)」「ヒノキ(小花粉)」「コナラ」「ヤマザクラ」「アカシデ」「イタヤカエデ」の合計8種類です。
・全国植樹祭をテーマとしたパフォーマンス
全国植樹祭では様々な式典行事、表彰などが行われます。
その中の1つ全国植樹祭をテーマとしたパフォーマンスも見どころ満載です。
前回、岡山県で行われた第74回全国植樹祭ではとある高校生たちが岡山県の緑について話し合う様子を、演劇で表現しました。
それぞれプロローグアトラクション、メインアトラクション、エピローグアトラクション、そしてグランドフィナーレとストーリー形式で楽しむことができます。
高校生たちの迫真の演技も相まって僕は思わず見入ってしまいました。
気になる方はぜひこちらもご覧ください。
・サテライト会場
さて、ここまで全国植樹祭の見どころをお話してきました。
ですが残念ながら全国植樹祭は招待客を除いて一般の方々はチケット制ですので、チケットを持っていない方はご入場することが出来ません。
じゃあ今回の全国植樹祭は見ることが出来ないのか…と肩を落とす方も数多くいると思いますがご安心ください。
なんと全国植樹祭では会場から中継が繋がっているサテライト会場をご用意しております。
またサテライト会場ならではのイベントや出店などもございます。
チケットを持ってないけど全国植樹祭は見たい…そんな方はぜひサテライト会場にてお楽しみください。
・第75回全国植樹祭
それでは皆様お待ちかね埼玉県秩父市で開催される第75回全国植樹祭の詳細をお話ししていきます。
まず気になる主会場は当施設のブログでも度々登場している「秩父ミューズパーク」に決定しました。
サテライト会場は「深谷テラスパーク」「エミテラス所沢」「モラージュ菖蒲(しょうぶ)」の3か所ですので、チケットを持っていない方はこちらで全国植樹祭をお楽しみ下さい。
大会テーマは「人・森・川 つなげ未来へ 彩の国」そしてナビゲーターには、秩父出身超有名落語家「林家たい平」さんと、マルチタレントとして大活躍中の「朝日奈央」さんに決まりました。
また式典演出では天皇皇后両陛下によるお手植え・お手播き等の記念式典のほか「プロローグアトラクション」「大会テーマの表現」「エピローグアトラクション」 の3つのアトラクションを通して、大会テーマ「人・森・川 つなげ未来へ 彩の国」をストーリー性豊かに演出されますので、ぜひそちらもお楽しみ下さい。
- 秩父ミューズパークアクセス
- ・所在地:〒368-0102 埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
- ・営業時間:日~土 24時間営業
- ・電話番号:0494-25-1315
~まとめ~
今回は約66年ぶりに埼玉県で開催されることとなった「全国植樹祭」についてお話をさせていただきました。
この大会を通じて私たちが普段当たり前のように生活している母なる大地「地球」に対して改めて感謝、そして敬意を払う必要があると僕は心から痛感しました。
そして緑のありがたさ、素晴らしさ、これからの緑の在り方を皆様にも考えていただくきっかけとなっていただければ幸いです。
なお主会場となる秩父ミューズパークには秩父発祥の有名卒業ソング「旅立ちの日に」をモチーフに造られた「旅たちの丘」や、秩父の街並みを一望できる「展望台」など様々な見どころで溢れております。
サテライト会場となる「深谷テラスパーク」「エミテラス所沢」「モラージュ菖蒲」からは少し距離がありますが、行く価値はかなりあります。
ですがサテライト会場で全国植樹祭を楽しんだ後、秩父ミューズパークに行くとなると、満喫する時間はもちろん減りますし、心身ともにかなりの疲労が予想されます。
そんな時の休憩地点として秩父唯一のプライベートプール、プライベートバレルサウナ付きグランピンング「+RIVERPOOL 埼玉ちちぶ」があることを皆様の頭の片隅にでも置いといていただけたら何よりです。
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